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2023年上半期・まとめ

まとめ

馬券を自分で予想して買い始めてちょうど半年くらい。この間の的中率と回収率を算出し、確認してみる。すると今後秋のG1シーズン、そして年末に向けて、考えておくべきこと、改善すべきことが浮かび上がってきた。今までおぼろげに考えていたことを、一度自分のためにもまとめてみる。

的中率・回収率のバランス

2023年上半期における競馬予想の的中率

「競馬の勝ち負けで重要なのは、回収率が100%を上回ること」であることは瑣言を要しない。回収率が100%を下回っていれば、投資額より配当額の方が少ないことを意味するのであるから、これは自明の理と言える。

では100%を上回るために、できる限り的中率を上げ、どのレースでも当ててプラスに持っていくことが重要なのであろうか。しかし、これは神ならぬ身では困難を極める解決策となる。例えば、最も的中率の確率の高い馬券であろう1番人気の複勝を購入しても、勝率は約64%。3回に1回は外す計算となり、しかも1番人気の複勝は配当が低く、その回収率は80%程度に落ち着くという指摘がある。

そもそも、的中率が高いということは、基本的には人気サイドの馬を軸として購入していることを示しており、必然的に配当は低い方向へ導かれる。つまり、「手堅く人気サイドを軸に据え、的中率を重視して少額の馬券を購入する」という、外れることを恐れてリソースの逐次投入をするようなこれまでの馬券の購入スタイルは、回収率の低め安定を意味することになる。

よって、今後は馬の選択とリソースの集中をより明確にし、多少の的中率低下を必要以上に恐れず、回収率を重視した馬券を購入できるようにしなければならない。回収率100%越えは今のところ遠い理想であるが、一歩でもそこへ近づくべく研鑽を重ねたい。

【参考】

  1. 競馬で人気馬が勝つ確率は?勝率や回収率の統計から見える意外な事実(みんなの競馬検証)
  2. 競馬の的中率【100%の計算は困難も年間約63%は簡単。1番人気ベタ買い】(繰り返しの謎解き競馬)
  3. 馬券で儲けたいなら的中率15%を目指すべき理由。1番人気を軸にしてはいけない。(マイ競馬&グレイト馬券)

バイオリズムと勝敗の相関関係

2023年上半期における競馬予想の回収率

連敗が多いので感覚的にそんなつもりはなかったが、回収率を見ると一目瞭然となったのがこれ。3月、そして6月の回収率は明らかに大きくへこんでおり、全体のパフォーマンスを押し下げている。当該の時期、自分になにが起きていたのか考えてみるに、3月は忙しい上に心身のバランスが崩れかけていた時期で、予想検討がだいぶなげやりになっていたように思われる。そしてダービー後から7月頭まで、6月のへこみの時期は、心身のバランスを一度完全に崩したタイミングであった。マーメイドステークスあたりは最悪で、今となっては予想の過程さえ思い出せない。

以上から導き出される結論は、やはり娯楽は自身が健康であってこそ上手くいくということであろう。まさしくダメなときは何をやってもダメなものはダメ。こういった時は、積極的な情報発信をしておられる予想家諸氏の推奨などを、普段よりも重視して馬券を決めていくなどの方法を考えてみるのも手だろう。ただ、8月は時間に余裕もあり、急なトラブルが発生しなければなんの問題も無い…この月の回収率が低迷するようであれば、この推論は見直すべきである。すなわち、私の予想がそもそもヘッポコだという方向へ、だ。

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